「りとせ保育会」について改革
働く選択肢
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改革
今、保育の現場にはどんな問題があるのでしょうか?「余裕」が無いことだと考えています。
非効率的な仕事の多さなどが保育士の余裕を奪っています。
たとえば、連絡帳、年間計画案、月間計画案、週案、個別指導案などの書き物の他に事務仕事が多く、
その他行事イベントの準備、保育室の飾り付けも、保育士が制作します。
四季折々の季節感を伝えるにしても別のもっと良い方法があると考えています。
書き物・事務仕事、制作すべて保育を行う上で重要な事柄になります。
良い保育を提供するには必要不可欠なことだと思います。
しかし、実際には日々の保育を進めながらの両立は厳しいのもがあると言う声が沢山寄せられています。
“子どもが好きなので保育士になった””子どもとの接する時間がたくさん欲しい“
書き物をするために保育士になったのでは無いという事が本心だと思います。
では、「余裕」がどのように生まれるのでしょうか?
書き物、事務、制作においての業務分担、ICT化、シンプルルールを作る事だと思います。
シンプルルールとは、業務分担・ICT化などを行うことです。
ルール作りの上でもっとも重要なのは、保育士一人一人の適材適所を見つけることです。
保育士一人一人とヒアリングを行いたいと考えています。
例えば、ピアノが得意だけれど制作が苦手な保育士がいます。
制作が得意だけれどピアノが苦手な保育士がいます。
お互いの業務をカバーできることが効率的になると考えます。
また、余裕が生まれることでしょう。
保育の業界には沢山の課題があります。だからこそ「改革」が必要だと思います。
働く選択肢
本部でも出来ることは沢山あります。現場の負担を軽くする、働きやすい環境を目指しています。
保育士も適材適所であるべきです。
現場では10人の保育士が10人とも、書きもの、制作、ピアノなどすべてをこなせる保育士を求められています。
得意、不得意といったものは誰でもあります。
現場は常に動いています。指導するのにも時間がかかります。
適材適所を作ることにより業務の効率化となり「余裕」が生まれることは上記(改革)でもお話ししましたが、
すべてをこなせる保育士に成長するには時間がかかります。ゆっくりと丁寧に指導することが重要です。
保育士の不得意ばかりに目を向けるのではなく、得意の方向を伸ばしていくことが
“すべてこなせる保育士の近道ではないでしょうか”
意識の高い保育士が増えることや働きやすい環境を作ることは容易くありません。
保育士が働く選択肢をもって、将来すべてをこなせる保育士になるようになってほしいと考えています。