スタッフインタビューゆきこ先生

保育士歴は何年になりますか?

以前幼稚園の教諭をしてまして、6年ほど働かせていただいてます。
りとせ保育会では今年2年目になります。

保育士を目指したきっかけは何ですか?

祖母が幼稚園の先生をしておりまして、私の母と祖父から、とっても素敵な人だったっていう話はずっと聞かされていたので、幼心にすごく憧れがあったんですね。
また、自分自身でも子どもの面倒を見たりとか、弟の面倒を見たりするのがすごく好きだったので、幼稚園の教諭や保育士という道も将来考える職業の中の1つに入れようかなって思い始めました。
中学生で職業体験に行きましょうみたいな日があったんですけど、その時に色んな選択肢がある中で、私は幼稚園を選んで訪問して、そこで訪れた園の先生方とか子ども達がすごく活気があって、すごく楽しそうに過ごしている姿を見て、自分の肌で体感したことが、幼稚園の先生になりたいなと思ったきっかけだと思います。

保育士の資質として何が大切だと考えますか?

まずは、子どものことを第一に考えられる事ですね。
我が子のように、子どもたちの育ちを、保護者の方との気持ちに寄り添いながら、一生懸命に考えてあげられることなんじゃないかなと思います。
この子ってこの先どう成長するのかなっていうのは、2歳までしか見れないんですけど、りとせぶどう大野南保育園から送り出すにあたって、将来がより良いものになるようにという願いはいつも持ち続けながら、毎日子どもたちの成長に接して、一緒に喜んだり悲しんだり共感したりしながら、日々過ごしていけることが一番大切なのではないかなとは思います。
あとは、保護者の方も本当に忙しいですし、大変な中お子様を保育所に預けて下さって、お仕事に行かれてるので、その日あった1日の出来事をお話しながら、一緒に喜び合えることが私の楽しみでもあり保護者の方の楽しみにもなってくれるようなことを仕事の充実感として味わっていけることが、大事なんじゃないかなとは思います。
もちろん安全も大事なんですけど、そういう素朴なところを大切にできることが大事なんじゃないかなと思います。

制作について教えてください。

職員の方たちと分担して、1人で抱え込むというよりもアイデアを出し合いながら一緒に考えて下さっているので、本当にすごく助かって、気持ちが楽になりました。
あとは、素材を得るのは今はインターネットですとか、Instagramとかもあるんですけど、私は子どもがディズニーが大好きなので、毎年ディズニーランドに行ったりとか、そういうところで、こういう世界観があるんだなとか、よく見るようにはしています。
あとは、映画や自分で選ぶ絵本の中の世界から、割とアイデアを得ている事が多いなとは思います。
保育の中でも季節の移り変わりを意識したりですとか、ただ作るだけではなくて、子どもたちが楽しめることですとか、素材の違いを知ったり、無理のない範囲でできることていうのが一番大事だと思うので、その年齢にあったことを提供できるようには気をつけています。
基本的には、子どもがやりたい気持ちを阻害しないことが大切だと思っているので、見えるところを飾り付けができたら終わりっていうわけではなく、裏面になにかを描きたいと言えば裏も書いてもらいますし、周りもデコレーションしたいと言えばもうデコレーションしてもらったりとか、時間を決めずにやりたいことをやらせてあげられるように、できる限りゆったりと時間配分は取るように気をつけています。自由な気持ちを尊重するようにしています。

(一社)りとせ保育会について教えてください。

本当に居心地が良くて、本当に先生方が優しくて、あとは、私は子どももいるので、学校行事とかでお休みをさせて下さいってお願いごろもたまにするんですけど、そういう時も心よく快諾してくださって、お休みもちゃんといただけますし、お互いをお思いやりながら、仕事を一緒にやっていこうという意思をすごく実感できています。
本当に支えてもらいながら、サポートしていただきながら、色々分からないことを何でも皆さんがその場ですぐに教えてくださるので、本当に働き心地はとてもいいです。
1番びっくりしたことは、世の中もそうですけど、パソコンが導入されてICT化が進んでいたことです。
りとせぶどう大野南保育園では、iPadに保育システムが入っていて、そちらで朝の登園管理を行ったりですとか、連絡帳も文字で起こすのではなく、全部お母様方の携帯からこちらのアプリケーションの方に送られてくるので、朝の連絡事項ですとか、朝の検温ですとかも、全部そのiPadでこう毎日確認を取れるような状態になっています。
それを見れば全員分の全クラスの連絡書が見られるようにはなっています。登園時間降園時間ですとか、登園予定時間、降園予定時間も全部見られるようになっているので、すごく便利になっていると思います。

今後の保育業界について教えてください。

そうですね、正直なところでお話をすると、りとせぶどう大野南保育園は満員の状態でお子様が来て下さっているので、保育業界が変わってく中でも、保育士の質では大切ですし、あとは保護者の働き方や保育に対するニーズも昔とは大分変わってきてるんだと思います。
例えば、積極的にぶどうでも英語教育とかを入れてますし、親御様が忙しくてお子様を見れない状況の中で、いい保育を提供できるようにしてくにはどうしたらいいのかっていうことや、今何が必要とされていて、どんな事が大切にされているのかていうのを保育園も保育士自身も感じ取っていく必要があるんだろうなとは思っています。
だから、今相模原市で行っている研修にも行かせていただいてるんですけれども、そういう向上心を忘れず、日々学習し経験を積んでいく必要が保育士にも必要となってくるんだなとはすごく感じてます。
あとは、今は保育所が余ってきてしまうような状態になっていて、保育士になりたい人も実際に減っていてという現状で、どうやったらより魅力的な保育園になるのかっていうのを保護者の方にもそうですし、学生の方や地域の方々にも伝えていかなきゃいけないあと思います。
また、保育所ってこんなに楽しいところなんだよっていうのをお伝えしていける場を作っていけたらいいなって考えています。