スタッフインタビューよしたか先生

保育士であるために大切にしていることは、
「寄り添う力」と
「自分や保育について、常に振り返ること」
です。

よしたか先生にはとてもテンポよくお話いただきました。
話している相手も自然と明るくなってしまう、そんな印象を受けました。

保育士歴は何年になりますか?

12年になります。

保育士を目指したきっかけは何ですか?

きっかけは小さい頃から年下のお友達だったり、近所の子の世話をすることが多くて、小さい子と接する機会が多かったっていうのと、あと、親戚のお姉さんが幼稚園の先生になりまして、なんか子どもと関わる仕事があるんだなっていうのをきっかけに、小学校3年生の頃からずっと保育士になりたくて、職業への憧れとかもすごくあって、やりがいもありそうだなっていうところから、保育園の先生を目指してました。

保育士の資質として何が大切だと考えますか?

僕が大事だなって思うことは、「寄り添う力」かなと思います。それはあの、子どもにも大人にもかなと思います。保育士、保護者目線もあれば、働く仲間との寄り添う力とか、そういったところも大事かなという風に思います。
あと、自分の行いとか、行動、保育を常に振り返ることができる力というのも大事かなと思っています。
あと、一般的である倫理観や道徳観も大切ですが、保育士観というものを持って子どもと接することも大事かなという風に思ってます。
男性だから女性だからではなく、一人の保育士として「よしたか先生」だから任せられるということを心がけています。幼稚園ではキャリア10年というところで、信頼を置いていただきました。保育園でも信頼される先生になりたいと思います。

制作について教えてください。

市販の教材誌だったり、SNSとかtiktokとかからも発信されてるので、そういうのも少し見たり、参考にしたりしてます。
子どもの声を取り入れるっていうことを大事にしているので、「こういうもの作ろうと思うんだけど、みんなも意見ある?」って言って、子どもたちから、「私はこうしたらいいと思う」とか「もっとこうしたらいいんじゃないの」っていう意見だったりとか、アイデアを取り入れて、主体的に行えるようにしています。
あとは、試作を遊びの中で作ります。例えば、自由遊びの中で、子どもたちがおもちゃで遊んでる中に、私も作りたいものを持っていって、パターンABCって用意して、どれだけ子ども食いつきが良かったかなとかそういう模索をしています。
他にも、子どもたちの課題を子どもたち自身が超えていけるようにサポートしております。

(一社)りとせ保育会について教えてください。

一言で本当に風通しがいい職場です。とても皆さん明るくて。こう盛り上がる時は、盛り上がって、メリハリがあってすごく働きやすく感じています。本当に、みんなの意見が、すごくよく出る場だし、笑顔も多い職場だなという風にも感じていて、過ごしやすく働かせてもらってます。
私は明るい職場を目指しているので、さらに風通しのいい職場、職場環境作りを意識しています。
例えば基本的な挨拶でしたりとか、見て話すだったりとかだと思います。
30代になり大切にしていることは、上の方と下の方との懸け橋になれればいいと感じています。ここが職場の風通し雰囲気をよくする一つと考えています。

今後の保育業界について教えてください。

3つあるんですけど、1つは、丁寧で透明化された見える保育というのが大事かなって思ってます。保護者の方も、保育だったり教育だったりに関心が向いてきて、小学校の人達からしても保育園・認定保育園って、すごく大事な場所なんだっていうところを見られてるところなので、それを、いかにこども園だけではなくて、保護者の方たちからも見える「今日はこういう保育をしたんだ」とか、子どもたちから「今日は、こんなことがあってね」とか、そういうことが伝わる場所であってほしいなと思ってます。
2つ目が、親と一緒に教育っていうところなんですけど、働かれてると、やはり大変だと思うので、そこは、保育士ができるところを、たくさんやっていきたいなと思うんですけど。それだけじゃなくて1つ1つの成長を親子さんと一緒に共感したりだったりとか、共有したり、そういうところで保護者の方と共に、子どもの保育・教育やっていきたいなと思ってます。
最後に、もう1つが安心できる、頼れる場というところなんですけど、自身が通ってるこども園はすごく安心できるなって思ってもらうことが、まず第一だと思います。
少子高齢化について思うところは、新しいコミュニティになって、資格はもちろん大事だと思うんですけど、高齢者施設と保育施設と放課後デイがお互いに助け合う現場が必要だと感じています。もちろん資格の壁などもあると思います。でも、助け合い、支えることで、また別の日本の社会になってくんじゃないかな、という風に思っています。
少子高齢化に基づき国のバックアップが必要とされている業界です。バックアップがおろそかになった場合は、よりよいサービスを提供することができないと感じています。